Introduction

世界中から最先端のカルチャーが集まる街、ニューヨーク。様々なアクセントの言語が飛び交い、文化が混交する舞台で、新旧の写真家たちは何を見つめているのか?これは、真実と希望の詰まった一瞬を追い求めて、日夜街をさまよう15人の写真家たちの現在進行形のドキュメンタリー。世界の縮図の街への旅。さあ、ニューヨークへようこそ!

Directors

  • シェリル・ダン

    ニューヨークの写真家・フィルムメイカー。スケーターたちやグラフィティ・アーティスト、バイカー、デモの人々など、ストリートのキャラクターを撮り続けてきた。長編初監督となる今作は、2010年にサウス・ストリート・ミュージアムからの依頼で撮り始めたものだが、映像を納品後に、インタビューキャストを徐々に増やしドキュメンタリー映画として発表された。前衛的なアートから、ストリートカルチャーまでの幅広い題材を、誰しもの心に響かせる映像として昇華させる、才能あふれる女性監督。

Cast

  • ブギー

    Boogie

    セルビアのベオグラード出身の写真家。代表作 It's All Good ではギャングやドラッグ、そして暴力が横行するエリアでそこでの暮らしの力強さを描写した。その作品を筆頭に、ストリートフォトグラファーとして高く評価されている。

  • ブルース・デビッドソン

    Bruce Davidson

    ニューヨークの写真家。25歳の時にマグナムの正式会員となる。1958年から1961年に掛けてデビットソンは Brooklyn Gangなどの代表的なシリーズを撮影。1980年には地下鉄に潜む大都会の影をとらえたSubwayを製作。

  • エリオット・アーウィット

    Elliott Erwitt

    1953年からマグナム社の正会員。数々のフォト・エッセイや写真集を出版している。1988年製作のPersonal Exposuresでは日常を独自のヒューモアあるスタイルで撮影。世界中の犬を題材にしたTo The Dogsも代表作の一つ。

  • ジル・フリードマン

    Jill Freedman

    数々の賞を受賞してきたニューヨーク出身のフォトグラファー。警察や消防隊などの職業に惹かれ、代表作Street Cops や Firehouseといった作品では、普段踏み入れることのない世界を撮影。

  • ブルース・ギルデン

    Bruce Gilden

    ブルックリン育ちの写真家。1998年にマグナム社の正会員となる。良いと思った歩行者の前に突然カメラを向け撮る彼の写真は、何気ない人間の表情や仕草を映画のワンシーンのように切り取る。

  • レベッカ・レプコフ

    Rebecca Lepkoff

    1930年代からニューヨークを撮り続けていた写真家。ドキュメンタリー写真を標榜した写真家グループ「フォト・リーグ」のメンバーで、NYに住む多種多彩な人種を撮り続けた。2015年98歳で逝去。

  • メアリー・エレン・マーク

    Mary Ellen Mark

    ヒューマニズムをテーマに写真を撮り続けている写真家。マザー・テレサのポートレートやムンバイの売春宿などで有名。1988年発表のStreetwiseは夫マーティン・ベル監督の同名作品の題材にもなった。

  • ジェフ・マーメルスタイン

    Jeff Mermelstein

    ニューヨーク・タイムズ、ザ・ニューヨーカー、アートフォーラムやダブルテイクといった大手雑誌でも写真が掲載されている写真家。街のはずれで育った彼は、独自の視点と鋭い観察力を武器に、代表作 Sidewalkを発表。

  • ジョエル・マイエロウィッツ

    Joel Meyerowitz

    今までに350を超える展示会で作品を出品してきた写真家。1962年に写真を撮り始め、カラー写真の草分けと言われる。彼の処女作 Cape Lightはカラー写真界の代表作として、30年に渡り15万部を売り上げる。

  • マーサ・クーパー

    Martha Cooper

    ニューヨークの写真家。当時、地下鉄のグラフィティムーヴメントにほとんどスポットライトが当たらない中、彼女が1984年に発表したSubway Artは貴重なニューヨークカルチャーの資料として今でも高く評価されている。

  • ジャメル・シャバズ

    Jamel Shabazz

    大都会に住むアフリカ系アメリカ人コミュニティーを主に撮り、国際的評価を得ている写真家。彼は住民組織を通して、全国の高校生たちにアート、写真、コミュニケーションの講師としても活動している。

  • クレイトン・パターソン

    Clayton Patterson

    カナダ出身のフォトグラファー、ビデオグラファー、そして民族歴史家。トンプキンズ・スクエア公園 '88の暴動の一部始終をビデオで撮影し、テレビなどでも取り上げられる。

  • リッキー・パウエル

    Ricky Powell

    ニューヨーク感をプンプン匂わせる写真家。主にラップ、ヒップホップシーンの写真家として知られ、過去に、Run D.M.C. 、ビースティ・ボーイズ、LL・クール・J、メソッド・マンやサイプレス・ヒルを撮影している。

  • マックス・コズロフ

    Max Kozloff

    アメリカの美術史家、芸術評論家、そして写真家。The Nationとアート・フォーラムで編集長を務めていた。彼が発表した論文 American Painting During the Cold War は今でも重要な資料として評価されている。

  • リュック・サンテ

    Luc Sante

    ベルギー出身のライター、評論家。1997年にアメリカ文学芸術アカデミーより文学賞を受賞。復刻版Anthology of American Folk Musicのライナーノーツを担当し、グラミー賞も受賞。

Quotes

日常の中に輝きは潜んでいる
ジョエル・マイエロウィッツ
駅のホームで何度も恋をした
ブルース・デビットソン
写真は自分を永遠にしてくれる
ブギー
NYは"人間活動の交差点"だ
マックス・コズロフ
僕の写真は"面白い"らしい
ジェフ・マーメルスタイン
いい写真には対話がある
エリオット・アーウィット
写真は"これぞNY"と語らなくては
ジル・フリードマン
世界は決して美しくないんだ
ブルース・ギルデン
僕の写真はポーズが多いと言われる
ジャメル・シャバズ
構図は舞台でもあるのよ
レベッカ・レプコフ

Soundtrack Artists

サウンドトラックはビースティ・ボーイズのラップからエンドレス・ブギーのヒップなジャズロックまで。写真を撮るには最高の楽曲が勢揃い。さあ、このプレイリストで街へ繰り出そう。


  • Endless Boogie "Bad River"
  • Endless Boogie "Jammin with Top Dollar"
  • Endless Boogie "Slow Creep"
  • Endless Boogie "Gimme the Awesome"
  • Nick Dover & David Westlake "Mariner's Song"
  • The Afternoon Club "Taxi Blues"
  • TV Baby "NY is Alright"
  • TV Baby " I Love NY"
  • Garth Stevenson "Alone"
  • Gang Gang Dance "∞ ∞"
  • Gang Gang Dance "Dust"
  • Felix Erskine "Electric Bow"
  • Panda Bear "Slow Motion"
  • Microsillon "We Got A Thing That Is In The Groove"
  • Beastie Boys "The Mix Up"
  • Beastie Boys "Fibonacci Sequence"
  • Sonic Youth "Massage The History"
  • Vibra "Reverend Funk"
  • Groovejuice "Cafe Prague (Original Mix)"
  • Tom Verlaine "Rain, Sidewalk"
  • Nicolas Jaar "Colomb"
  • Lukas Gorecki "Mirror"
  • Don and The Goodtimes "Straight Scepter"
  • Alan Hawkshaw "Here Comes The Blues"
  • Ronnie Creviss and Henry Lowther "Hot Tub"
  • Richard Norris "Interface"