音楽の解釈を変える楽器、モジュラーシンセサイザー。

すべての電子音楽作家必見。現代に猛烈な勢いで支持を獲得しつつあるモジュラーシンセサイザーと電子音楽の誕生の歴史から、豪華アーティスト陣によるモジュラーシンセに贈られる賛辞。もうモジュラーが欲しくてたまらなくなる。

Lost In Wires

Return of the modular synthesizer

シンセサイザーは未来音のようでどこか懐かしい。60年代から70年代にかけて、多くの音楽家が電子音楽と出会うことになる。その立役者でもある、ツマミをひねりながら音を変えるモジュラーシンセサイザーだが、80年代以降、影を潜めてしまう。だが、今またムーブメントが起ころうとしている!シンセサイザーの誕生以前から歴史を網羅し、数々のキーマンたちの貴重なインタビューを収録。アナログを愛するアーティストたちとメイカーたちを追った、90分の電子音楽家必見のドキュメンタリー。

  • History

    History

    紐解かれるシンセサイザーの歴史。 シンセサイザーが発明された目的はなんだったのか。 なぜ、シンセサイザーが真の電子楽器なのか。 そして電子音楽が若い世代へと浸透し始める1960年代。ライフスタイルの違いが生み出した、二つの流派のシンセサイザー。

  • They Dream of Wires

    They Dream of Wires

    I Dream of Wiresにはタイトル通り、ワイヤーが夢にでてくるほどモジュラーシンセサイザーを愛す音楽家たちが登場する。なぜ、これほどシンセサイザーに魅かれるのか。その答えは作品を観ていると不思議と伝わってくる。豪華メンバーが講師のような、ここでしか観れないセミナーを体験してほしい。

Directors

  • Jason Amm

    Jason Amm (ジェイソン・アム)

    ステージネーム Solventで活躍するエレクトロニックミュージシャン。 今作はプロデューサーとインタビューを自ら行っている。 「音楽家が取材をしなければコアな内容にならない」とその後の取材で語っている。 ジェイソンはI Dream of Wiresのサウンドトラックも担当している。

  • Robert Fantinatto

    Robert Fantinatto( ロバート・ファンテナット)

    本作のディレクター。天文物理学とフィルムという異色のバックグラウンド持つ。 80年代のエレクトロ音楽が大好きだったRobertは、2011年頃に起き始めたシンセリバイバルに興 味を持つ。使い勝手の悪いアナログがなぜデジタル世代にこれほど受けているのかと問いかけた Robertは今回の作品を作る事を決める。

Cast

  • トレント・レズナー

    Trent Reznor

    Trent Reznor

    アメリカのインダストリアルバンド、Nine Inch Nailsのリードボーカル。2010年には映画Social Networkのスコアを担当し、ゴールデングローブ賞、アカデミー作曲賞を受賞。

  • ヴィンス・クラーク

    Vince Clarke

    Vince Clarke

    イギリスのシンセポップソングライター。 Erasure, Depeche Mode など英国を代表するシンセアーティストとして活躍。自身のスタジオにはビンテージシンセから、Eurorackまでコレクトしている。

  • モートン・サボトニック

    Morton Subotnick

    Morton Subotnick

    電子音楽家と共に大学の教授。 1967年にリリースされたSilver Apples of the Moonは電子音楽界では伝説の一枚。ブックラの開発にも関わった、シンセサイザー界では最重要人物の一人。

  • ダニエル・ミラー

    Daniel Miller

    Daniel Miller

    Depeche Mode, Moby等を排出したシンセ界で知らない人はいないMute Recordsの創設者。元々ザ・ノーマルというアーティストとして人気があり、ザ・ノーマルのレーベルとしてMute Recordsの名前が広まった。

  • カール・クレイグ

    Carl Craig

    デトロイト・テクノの第二世代の一人に数えられ、ジャズ、ファンク、ハウスなど様々な音楽要素を盛り込んだ楽曲を作り出す。自他ともに認めるフィルターマニア。

  • ジョン・フォックス

    John Foxx

    イギリスのミュージシャン、グラフィックデザイナー、大学講師。初期のウルトラヴォックスのヴォーカリスト。そのシンセサイザーを多用した音楽は多くのアーティストに影響を与えている。

  • アンドレアス・シュナイダー

    Andreas Schneider

    Andreas Shneider

    ベルリンにある、シンセサイザーショップ Schneiders Bueroのオーナー。 店内には試奏できるシンセがたくさん設置されていて、ショップというよりはコミュ ニティー化している。「質問する前に、とにかくシンセサ イザーに触れてみろ!」というポリシーを持つ、アツい店長だ。

  • アレッサンドロ・コルティーニ

    Alessandro Cortini

    Alessandro Cortini

    2005-2008年までNine Inch Nailsでキーボードを担当。2014年のNINのツアーでもトレント・レズナーに誘われ、ライブメンバーとして参加。 自身のソロプロジェクトSONOIOも2010年から活動開始。

  • ローリー・ナポレオン

    Lori Napoleon

    Lori Napoleon

    New Yorkで活躍するDJ。 彼女のパフォーマンスはレーザーなど、科学的なエフェクトを使う事が多い。今作では昔の電話に使われていたスイッチボードを使用し、シンセサイザー製作に挑戦する。

  • リチャード・ディヴァイン

    Richard Devine

    Richard Devine

    アメリカのサウンドエンジニア、ミュージシャン。最新のデジタル機材とモジュラーをレイヤーさせ、音楽家から絶大な支持を得ている。

  • ゲイリー・ニューマン

    Gary Numan

    イギリスのシンセロッカー。1979年にリリースされたAre ‘Friends’ Electric?は全英一位を獲得。元々はロ ックバンドとしてレーベルと契約していたが、スタジオに置いてあったシンセサイザーを触ったGaryは衝撃を受け、シンセロックバンドになる事を決意したという。

  • バーニー・クラウス

    Bernie Krause

    Bernie Krause

    世界のサウンドスケープを追求し続ける団体、Wild Sanctuaryの創設者。TEDトークに出演したこともあるバーニーは自然のノイズを解剖し、世界の理解を深めるために研究を続けている。

  • キース・フラートン・ウィットマン

    Keith Fullerton Whitman

    Keith Fullerton Whitman

    マサチューセッツのアーティスト。斬新なライブパフォーマンスを続ける彼は多くの新しいモジュラーファンを生み出している。モジュラーリバイバルには欠かせない音楽家の一人。

  • ケヴィン・キー

    cEvin Key

    cEvin Key

    インダストリアルバンド Skinny Puppyとしても知られる、エレクトロミュージックを語る上では欠かせない人物。近年ではSubconscious StudiosとのコラボでEurorackも発表している。

  • ジェームズ・ホールデン

    James Holden

    James Holden

    イギリスのDJ・プロデューサー。 Madonna、Britney Spears、Depeche Mode、New Orderなどのビッグネームのリミックスを手掛ける。

  • ディエター・ドイプファー

    Dieter Döepfer

    Dieter Döpfer

    Doepferの創設者。 次世代シンセの世界標準、Eurorack形式を開発。 コンパクトでリーズナブルなEurorack形式のシンセは、世界中のエンジニアに評価され、モジュラーシンセサイザーリバイバルをもたらした。

  • ダンジェル・ヴァン・ティジン

    Danjel Van Tijn

    Danjel Van Tijn

    カナダのバンクーバーを拠点とするEurorackメイカー、Intellijelの創設者。Eurorackの可能性をフルに信じていて、モジュラーリバイバルに向けて精力的に活動中。

  • ブルース・ダンカン

    Bruce Duncan

    Bruce Duncan

    シンセメイカーModcanの創設者。1997年に創設以来、ビッグアーティストから支持され、Daft PunkやDeadmau5のカスタムシンセサイザーも手掛けている。

  • エリック・バーバー

    Eric Barbour

    Eric Barbour

    エッジの効いたモジュラーとして有名なMetasonixの創設者。 モジュラ—シンセ界では珍しい、真空管を使用。上級者向けだが、個性的なサウンドとフェイスプレートの下品なアートワークはマニアたちから支持を得ている。

  • ポール・シュライバー

    Paul Schrieber

    MOTMシンセサイザーでマニアたちに注目を浴び続けて来たSynthesis Technologyの創設者。 最近ではEurorack形式のシンセサイザー製作も始め、コンパクトで初心者でも楽しめると絶賛している。

  • トニー・ロランドー

    Tony Rolando

    Tony Rolando

    現代的なテクノロジーとBuchlaのウエストコースト的思想が融合されているMake Noiseの創設者。アートワークもこだわっていて、多種多彩なラックでも一目を置くシンセサイザーをリリースし続けている。

Quotes

"音好き"におすすめ
Tape Op Magazine
人間と機械の共存とはこういうことだ
Attack Magazine
シンセに恋をするだろう
Waveformless

Soundtrack Artists

今作のプロデューサーでもあるJasonことSolventが手掛けるサウンドトラック、New Waves。
モジュラーシンセサイザーの様々な顔を表した12曲。
シンセマニアにはたまらない実験的な音と、パーティーで掛けても違和感の無いポップ色が詰まっている作品。
エレクトロ初心者でも、楽しく聴けるアルバムになっている。


  • Solvent